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社員に「入社後のギャップ」を聞いて答えてみた【第2弾】
2021.12.15
今年も残すところあと半月!
今年のブログも今回含みあと2回となりました。気合を入れて書いていきます!
皆さんも悔いの残らない半月を過ごしましょう♪
さて、本日は先週から連載「入社後ギャップに答えてみた-第二弾」です!
【テーマ】
当社に入社した社員へ「入社後感じたギャップ」=「社員からどんな声が上がっているのか」を紹介し「ギャップへの回答」をする
普通に紹介しても“へ~”で終わりそうなので、「ギャップへの回答」としてギャップに対して私が考えている事(や会社が考えているであろうこと)を伝え、ギャップと事実を併せて答えていくというものです!
この理由としては
ギャップや一部の情報というのは【参考にはなるものの真実ではない】可能性があるからです。
真実ではないというと少し語弊はあるかもしれないです。言葉を変えるなら、「ギャップ」という言葉自体に違和感がある。ギャップは感じない人はどこい行っても感じないから。ですので実際の声を紹介するだけでなく、それに対して真実(会社の実態)も伝える事でより真実に近い情報をお届けできるという魂胆で二軸で伝えていきます!
前回が【前編】、本日は【後編】の内容について扱っていきます。
■ポジティブな人多くて逆に不安だった
■皆仲良くて、自分が溶け込めるか不安だった
■仕事が思ってたよりも地味だった
■人造人間みたいな集団がいる
■“成功”のモデルケースが少なくて不安になった
【後編】NCS社員が語るギャップ一覧
■思ってたよりも自分を見てくれている。人が厳しくも優しかった
■思ってたよりも組織若すぎた
■“人”の追求がレベチだった
■思ってたよりも人が辞めている
■思ってたよりも役員との距離が近かった
それでは行きましょう!
思ってたよりも自分を見てくれている。人が厳しくも優しかった
厳しい対応されたこともあるけど、その分めちゃくちゃ見てくれる
追求する。高いものを求める。
他社で「これくらいでよい」というものがあったとして、当社の場合は追求するものが高いことが多々あります。
仕事だけできていればよいものではなく、人としての成長やより大きな成長をしてほしいという当社の育成に対する思いからこの【追求】【GRID】は来ています。
これは当社のMVVの一つであるValue「本気で、相手のためにやり抜く」が由来で
このValueの「相手」というのは「社会」「顧客」「仲間」「自分」の事を指します。
仕事として成立させるだけであれば「社会」「顧客」のためにやって、残り二つは差し置いても正直仕事は成立します。
自分の成長の事だけ考えたとき「自分」のためにやって、残りは差し置いても自分の成長は成立します。
しかしここでこだわるべきは四方良し(社会・顧客・仲間・自分)で、他社ではなかなかできない「やり抜く」への追求が当社の「人に優しい会社ではなく逆に人に厳しい会社ともいえる」につながります。
ここは会社の文化・価値観によって左右されるものだと思うのですが、当社の場合は4つ全て求めようというイメージです。
ですので、中途社員の方で前職が「仲間」に重きをおかない会社であれば、ギャップのようなものはより大きく感じるでしょう。(仕事だけしておけばOKのような超自由すぎる会社など)
自由度が高い働き方も今の時代は非常に重要です。ただ、当社の想い(仲間のためにする事の価値)を腑に落とすことが出来れば「仲間のために」「自分のために」やり抜く価値を感じることができるはずです。
そして、「仲間」への想いが強い当社だからこそ他社よりも“社員同士の繋がり”が強く「思ってたよりも見てくれてた」という良いギャップを感じている社員は非常に多いです。
もし、自分の組織内での存在意義を感じられなくなった場合は是非上司にも聞いてみましょう。思っていたよりも見てもらうことができていたという経験に出会うかもしれません。
思ってたよりも組織若すぎた
平均年齢25歳とは聞いていたけどここまで若いとは・・・!
「平均年齢は25歳だけど30代の人がリーダーをしているのかな」そうイメージしている人もいるかもしれませんが、実態として30.40名組織のトップが25.26歳、ほとんどが新卒で構成されている組織も当社では当たり前の光景です。(もちろん中途/30台前後の方もかなり増えました)
若い層とミドル層が合わさり、若い層が多いから平均年齢が引き下がるのではなく当社は「ほぼ全員若い」ようなイメージを持っていただく方が分かりやすいかもしれません。
上司に多くを求めすぎるのは今の当社にはまだ早いので、「上司にしてもらう」「上司がなんとかしてくれるだろう」という意識が強いと黄色信号。「自分が主役」となってできる人でないとこの平均年齢からみても自分の首を絞めることになるかもしれません!
“人”の追求がレベチだった
「人を大切に」が入社前と後で全くイメージが変わった
これは一つ目にもつながる「厳しさ」や「人としての成長」などでしょうか。
「人を大切に」は人に生温い優しさを提供するものではないという事。「人を大切に」と聞くとこれまでメディアなどから植え付けられた“イメージ”が先行して優しさを求めていたり、常に支えてくれるという受け身で当社に期待して入社する人がいますが、それは違うと思っています。
仕事はもちろん人生においても人としての行動や考えは重要なものと捉え、一人ひとりと向き合っているような光景が当社では非常に多いです。
他社なら仕事と割り切るところが当社ではそのような光景はなかなか、、、いや全く見られません。
なかなか言葉にしにくい部分ではありますが、間違いなく悪いギャップではないはずですので、まだ入社をしていない方は「人にやさしい」という言葉を表面的に捉えることだけはせずに「ファミリーのような会社」をイメージしていただくと良いのではないでしょうか。
甘やかした組織には甘い社員しか生まれません。それは組織が衰退する大きな原因となります。
思ってたよりも人が辞めている
“人”って聞いていたからやめる人がいて少し驚いている
「人の追求」と紹介した後で恐縮ですが、実際にまだまだ離職数は改善の余地があるのが当社の現状です。
先ほど書いたように厳しさなども一つの要因ではあると思います。
その他一つの理由を提示することは難しいですが
■営業会社としての数字面の厳しさ
■人に優しいという会社が考えるものと社員が考える“人”に乖離がある
■まだまだ待遇や福利厚生など、他企業に目を向けたとき目劣りする部分もある
など、ベンチャー企業は会社を創っていくという大手企業ではできない部分に着手出来たり、そのやりがい・仕事の大きさは無限大であることが多く当社のその一社です。
しかし、組織の体力(財務的・内質的)に目を向けた時、大手にはとても及ばない事や、高めていくにはまだまだ時間がかかるフェーズである事が上記メリットの裏面(デメリット)でもあります。
大きな夢を描いてチャレンジする事は是非背中を押したい部分ですが、実際業務に入るとなかなかうまくいかない事が多すぎたり、まだまだ会社全体として平均年収が高いわけでもないなど、今後会社として伸ばしていくポイントが多いのが事実です。
ここで「今」を見すぎてしまうと先が見えなくなったり、会社が小さく見えてしまうものです。しかし「今と未来」に目を向ける事で会社の可能性を感じる事が出来たりします。
とはいえ、平均年齢が若い組織ほど「未来」ではなく「今」に目が向きがちですので、その背景や前編の【“成功”のモデルケースが少なくて不安になった】でも紹介した、会社としてもまだまだな部分が多い為、例えば一年で年収1,000万円!などインセンティブに重きを置いた会社が実現できる数字は現状の当社ではほぼ非現実的と言えるでしょう。(ただインセンティブではない信頼の蓄積を重要視している当社では一時的な収入ではなく蓄積した際のインパクトの大きさはなかなかのものです)
また、会社としてここ1.2年だけを見ても、家賃補助制度の拡充や評価制度の導入など、会社としての体制は少しずつでも変化してきています。
家賃補助制度に関して少し言及しておくと
当社は2020年までは「神谷町駅から4駅以内で20,000円」のみでした。
しかし2021年からは「都内メトロのかなり多くの駅対象に支給|10,000円~30,000円」へと改変されました。
この家賃補助に関して言うと、誰もが知るようなメガベンチャーよりも良い条件だったりします。
また会社としても対象となる社員が増え、掃き出し(いわゆる経費)が増えています。
【旧条件】
300人中20%(仮)が対象×2万円=120万/月(1,440万円/年間)
【新条件】
300人中30%(仮)が対象×2万円(中央値)=180万円/月(2,160万円/年間)
※あくまで想定数字なので実数ではありません。
おそらくが【旧条件】から【新条件】になり、対象となるエリアが10倍ほどになっているので、家賃補助を活用する社員はかなり増えました。(ですので上記計算で+10%、本来はもっと増えていると思います)
このように家賃補助だけ見ても年間で1,000万円以上、その他にも様々な取り組みをしていますので、会社の前進に向けて新たな物が生まれたり検討していることは、かなり多数あります。
会社を俯瞰する事や小さなことに気付くことができるというのはベンチャー企業で継続するうえで必要であるが、なかなか新卒1.2年目からできる社員は少ない事なども当社の離職者がいる現実にも繋がっているのではないかと考えています。
思ってたよりも役員との距離が近かった
近いとは聞いてたけど、ここまでと思いませんでした!
これはかなり多くの社員が言う良い部分のギャップと言えるでしょう。
入社初日から役員とご飯にいった。
初月で何回もご飯に行った。
月に一回は必ずご飯に行ってる
なんてことも不思議ではありません。
当社の1on1制度を役員が自ら実施しているということや、当社には社長室などもありませんので、フロアに役員がいることが日常の風景です。
役員の方々も、実際に現場にいる人がほとんどですので、ある意味「肩書が役員なだけ」と考えている人が多いイメージですね。
これから入る方も、社員の方々も是非この近さを良い方向性へもっていっていただければと思います!
さて、二週にわたってお送りした「社員が語るギャップ」はいかがでしたでしょうか?
新ためて一覧を出すと
■ポジティブな人多くて逆に不安だった
■皆仲良くて、自分が溶け込めるか不安だった
■仕事が思ってたよりも地味だった
■人造人間みたいな集団がいる
■“成功”のモデルケースが少なくて不安になった
【後編】NCS社員が語るギャップ一覧
■思ってたよりも自分を見てくれている。人が厳しくも優しかった
■思ってたよりも組織若すぎた
■“人”の追求がレベチだった
■思ってたよりも人が辞めている
■思ってたよりも役員との距離が近かった
ブログをいつも見ていただいている方は感じたかもしれませんが
「会社は学校じゃねえんだよ」でも取り扱った
これがギャップとも大きく関連しています。
ギャップは正式には「事実をイメージの違い」
だと思うのですが、多くの場合は「イメージと半分事実の違い」で捉えている人が多いことも忘れてはいけません。
ギャップがあった/なかった
という観点に加えて
「ギャップを解消できる人かどうか」が大事です。そのような人はどの企業に行ってもギャップを解消でき、逆に解消できない人はどこに行ってもギャップを言い訳に物事を解決できなかったりします。
とはいえ、会社を知るという観点でかなりリアルな情報を書いてきたので、入社後ギャップを解消できるように会社を知ってもらうとともに、ギャップを解消できる人材として日本通信サービスの門をたたいてくれる人が増える事を願っています!!