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社内レポート
【創業10周年】NCS史から読み解く「今」と「これから」
2021.7.28
「2011年6月17日」これは当社の創業日。
2021年の6月でしれーっと10周年を迎えていました。そこで、簡単ではありますがこれまでの10年間の振り返りおよび今後について、文章や写真を通じてお伝えできればと思います。
皆さん学生時代に社会の授業、日本史、世界史などで様々な偉人の話を聞かされた経験があると思います。私も学生の時授業はしっかり受けていたものの「つまんねえなあ」「暗記面白くない~」と嘆いていましたが、実は最近歴史の勉強を始めています。なぜなら日本ができたのも世界ができたのも、会社ができる(大きくなる)のと流れがあまり変わらなく、当社が成長している姿と歴史を照らし合わせるようになり、単純に歴史を知るのが面白くなったからです。
例えば歴史と会社がどんな親和性があるかというと
①会社を創った人の想い
=歴史上の人物が倒幕や、なんちゃら維新を起こした背景
②会社を変えた人物の存在やその人が起こした行動
=日本が成長したターニングポイントに躍動した人物とその人がやった行動(聞いたことある系で言うなら廃藩置県をした。とか)
③大手企業になっている会社はだれが何をしたのか。営業のスペシャリストがどこかで入社したのか。それともアナリスト的な裏方で会社をしっかり動かす人が加入して会社は大きくなったのか。
=今皆さん平和に生きていますが今がなぜできたのか。なぜ日本は経済大国になり(衰退しているかもしれませんが)雇用の仕組みや社会構造がなぜ今の状態になっているのか。
歴史と会社(社会)は似ていますね~~
もはや親和性とかではなく、原理原則なんですかね。
そんな、歴史や社会背景を知って、「今」を見る事は非常に面白いです。ですので今回は【当社の歴史】を振り返ってみて、「今」そして「今後」どうなるのか。書いていきます。
当社員の方も「え、そんな感じだったの!?」とか社外の方も「そんな会社だったのか」「ほ~」とはなると思うのでお付き合いください。
※会社の今後については主観も入っていますので経営陣一同が同じ事を思っているわけではありません。ご了承ください。
▼目次
①超創業期:アルバイト組織の立上
②創業期:正社員組織への転換
③成長期:組織を創り始めた第二創業期
①超創業期:アルバイト組織の立上
まずは創業からの4.5年間。
創業時のストーリーについては「「誰とするか」がなぜ重要なのか・・」の記事にて!
創業からの超スタートアップ期。およそ10名の社員と多くのアルバイトの方でいわゆる資金創りをしている期間です。
組織図がこちら
マンションの一室で3人からスタートした組織。
実は最初の4.5年は、画像の通り当社はもともとアルバイト組織(社員9名に対しアルバイト70名)でした。
「ウルフオブウォールストリート」という映画を見た事がある人はイメージしやすいかと思います!騒々しく、体育会系な雰囲気とイケイケな音楽がかかりながらマンションで営業活動の日々。古い写真をかき集める力が私にはなかったので、とある古いパワーポイントをキャプチャしました。(見えづらくてすみません)
画質が悪くてもなんとなく伝わると思います。スタートアップ感や男くささ。オフィスではなくマンション。
人数が少し増えても、カッコいいオフィスなんかではなく「雑居ビル」
・事務所の扉を開けたら【いきなり部屋!】
・会議室なんて存在せず、コンクリート打ちっぱなしの狭い部屋にお客様や求職者の方を案内する・・
・始業が8時なのに事務所のオフィスが空くのは8時15分・・・
・研修なんて存在せず、入社2時間でいきなり営業開始・・・
創業期からいる方々に聞くと口をそろえてこう言います。
「当時やばかったよな」
「会社変わったよね~」
今の当社しか知らない人はなにそれ!とご自身とは無縁のものと感じるかもしれませんが、そんな会社でした。
公にできない事もありますのでこの辺で( ^ω^)・・・
まさにベンチャー’s Dreamを追いかけて突っ走っていたころですね。
そんなド・ベンチャー企業に何が起きたのか。次章にて!
②創業期:正社員組織への転換
歴史上をみても
歴史が大きく動いた時。それは大きな変化の渦に中心人物がいて、新しい取り組みや仕組みを「反発がありながらも信念を貫いてやり抜いた」が必ずあります。そしてその先に結果が出て、「歴史上の人物・出来事」というものが誕生します。
そんな歴史と同じくNCS史が大きく動いたのが2015年-2016年。大きな転換期でした。
先述した通り、当時アルバイト組織だった当社で「会社を大きくするためには正社員化が必要だ」という話になりました。
アルバイト組織という事はアルバイトの人次第で会社の大きな舵切りが切られる組織。
しかしそのアルバイトの方々はなにかしらの都合があるから、アルバイトなのです。
例えば
・将来の夢のために時間の融通が欲しい
・とりあえず繋ぎの仕事
・時給が良いから
など。
要は「会社の成長」なんてあまり関係ないのです。
そこで「会社の事を思うメンバーでないと会社は大きくならない」という発想から
正社員化を進めて、会社の成長を叶えたい/叶えると思っているメンバーに体制を組みなおしました。これが2015年あたりです。
もちろんアルバイトのままが良いと思っている人がいたり、なぜ正社員にならないといけないのか!という人もいたそうです。
出ましたね。新たな事を始めると必ず起きる「反発」
アルバイトの人からは反発もあったそうですが、この会社を成長させるという信念が正社員化を加速させ今の当社が存在するといっても過言ではありません。
「Gちゃんで会社が変わった」
会社の歴史を役員の方に聞くと、必ず名前が出るGさんがいます。(女性ではなく男性です)
Gさんは会社の成長に向けて
正社員化を進めた一人です。
Gさんからするとアルバイトの人達は、社歴でいうと先輩。アルバイトの人からするとなんで後輩のあいつが仕切ってるの?という心情があったはず。実際に「めちゃくちゃアルバイトの人にいびられた」とGさんは当時を振り返っています。
それでも「自分がやろうとしてる事は正しい」と信念を貫き、行動し続けたそうです。
もちろん一人の力ではないと思いますが、もしGさんがいなければ当社はまだアルバイトの組織で「会社を大きく!」なんて考えもなかったかもしれません。
織田信長
豊臣秀吉
坂本龍馬
皆さん名前は聞いた事ありますよね!?
当社の歴史上の偉人(Gさん)を是非覚えてください。そして縁があれば社内で探してみてください。
そんなこんなで正社員化はうまくいき、次のフェーズへ移ります!
次は組織が大きくなった成長期。
2016年始、10名ほどの社員数だったのがなぜ5年ほどで300名という成長を遂げたのか。解説していきます。
③成長期:組織を創り始めた第二創業期
Gさんはじめ10名の社員からどのようにして今の当社ができたのか。
この正社員化が進んで以降は中途採用を中心に増員を図っていましたが、2017年から「新卒採用」が始まります。
そもそも「新卒採用は企業側がとる施策として一般的」と考られがちですが、スタートアップ/ベンチャー企業はなかなかうまくいかないものです。
就活経験のある方はわかるかと思います。
ベンチャー企業と出会うのは「たまたま」で大体の人が名前の知ってる企業から就活をスタートさせます。それゆえにベンチャーの場合認知されるまでに時間や労力、コストが必要となります。
実際に新卒採用をもっとしたいができない。という中小企業様は非常に多いです。ですので知名度がなくても比較的導入しやすい中途採用やリファラル(社員の紹介)などで従業員増員を図るケースが多く、当社もそのうちの1社でした。
しかし
アルバイト採用⇒正社員化(中途採用)⇒新卒採用
と会社の成長するための正攻法を当社も採り入れようと、会社の拡大のために新卒採用をスタートさせました。ノウハウや資金も最初はない状態でしたが、現在では年間3000エントリー以上/100名以上採用を継続し、それらのノウハウを生かした採用コンサルティングも誕生しています。
(ちなみに新卒採用を拡大したのも、採用コンサルティングをスタートさせたのもGさんです)
そもそもベンチャー企業(200.300名ほどの組織※正確な定義ではありません)で100名採用できる会社はあまりないと思います。資金的にも、ノウハウ的にも実現できない会社様が多いはずです。
その新卒採用でも大手企業に負けない採用を当社は実現したことが「今」を創ったといえます。
2017年
当時約2年前の2015年までアルバイト組織だったのが、新卒採用の成功も含め一機に増員していき
組織図はこんな感じに
最初にお出しした組織図からかなり変わりましたね。
かなり会社っぽくなりました。
もちろん
正社員化や新卒採用だけではなく
会社がより一体となり拡大していくために
全社総会をしたり
会社の価値観、濃度を薄めないように
企業理念やCREDOなどが生まれたり
ベストベンチャー100に選出されたり
本社にちゃんとした会議室や受付もついているという恵まれた環境になったり
約5年ほどで噓のようですね。
現在、主軸とするパラリーガル事業部は士業の方々とのお仕事ですので、以前のようなオフィスで音楽をかけたり男くささ全開といった雰囲気も少しは薄れ(NCSマインドはそのままで)、雰囲気としては、パラリーガル事業が始まった2019年からのここ2年で会社全体はさらに変化があったと思います。
組織として前進しているのは、なんとなーくでも感じていただけたでしょうか!?
しかしまだまだ300人の組織。
これから単体で1000人、5000人、そして1万人と大手企業と呼ばれる日は必ず来ます。(NCSの未来については「【前編】NCSがワクワクする理由」「【後編】NCSがワクワクする理由」にて)
本日は「歴史」と会社は同じという観点でNCS史を振り返っていきました。
いかがだったでしょうか!?
会社として歴史があるとはいえまだ10年。
これからもNCS史はさらに生まれます。
そして
そんな「NCSを変えた人(偉人)」は今このブログを見ているあなたになるかもしれません。
一緒にNCS史を創りましょう。
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